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EPUBおよびHTMLの読み上げについての資料集
2022-06-20 日本DAISYコンソーシアム技術委員会
- 欧州アクセシビリティ法のSection IVのf(電子書籍)の(vi)で、以下のことが要求されている。
デジタル著作権管理(DRM)によってアクセシビリティ機能を妨げないことを保証すること。
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LCP: アクセシビリティと 両立する著作権保護DRM アクセシビリティのためになぜLCPが役立つかを説明したもの。DRM inside社のセミナーで用いた資料。
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LCPの国際規格化状況
- ISO/IEC TS 23078-1:2020 デジタル出版のためのDRM — 第1部: 出版業界における権利保護技術の概要(現状は技術仕様だが国際規格化を予定)
- ISO/IEC TS 23078-2:2020 デジタル出版のためのDRM — 第2部: ユーザごとの鍵に基づく権利保護 (EDRLabのLCP、現状は技術仕様だが国際規格化を予定)
- ISO/IEC TS 23078-3:2021 デジタル出版のためのDRM — 第3部: デバイスごとの鍵に基づく権利保護(韓国提案のDRM、現状は技術仕様だが国際規格化を予定)
- JIS X 23761(EPUBアクセシビリティ - EPUB出版物の適合性と発見性の要件)に規定されている
- ONIXではList: 81; Code: 10とList: 196; Code: 10を併用する
- EPUB Accessibility Techniques 1.1に詳細な説明がある
- JIS X 23761(EPUBアクセシビリティ - EPUB出版物の適合性と発見性の要件)に規定されている
- ONIXではList: 196; Code: 00: Accessibility Summaryを用いる
- Accessibility Summary Authoring Guidelines for EPUB Publications [Draft Community Group Report]に詳細な説明がある
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W3Cノート"Text to Speech of Electronic Documents Containing Ruby: User Requirements" (W3C Editor's Draft) DAISYコンソーシアムとして日本DAISYコンソーシアム技術委員会委員長の村田が作成
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報道記事Webのルビ仕様にはアクセシビリティを阻害している面がある。「日本DAISYコンソーシアム」が改善を求めてブラウザベンダ、WHATWG、W3Cらに公開書簡
スマートフォンではOS標準の読み上げソフトがスクリーンリーダによって呼び出される。Kindleリーダが、音声合成エンジンやスクリーンリーダを呼び出すことはない。
PC(英語版のみ)についてはJAWS、NVDA、Microsoft NarratorをKindleリーダが直接呼び出す。それ以外のものを呼び出すことはない。これらがどの音声合成エンジンを呼び出すかは、それらの設定による。
そのほかAlexaアプリでの読み上げが提供されている。
「Kindle無料アプリのユーザー補助」を参照 https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=GPJMQMFGZCDH5NRF
Kobo本社の人に問い合わせたところ読み上げは現状ではサポートしていないという回答だったが、日本のkoboでは読み上げが出来る。
スマートフォンではOS標準の読み上げソフトがスクリーンリーダによって呼び出される。hontoリーダが、音声合成エンジンやスクリーンリーダを呼び出すことはない。
PCについてはNVDA、Microsoft NarratorによってhontoリーダーのUIを読み上げるが本文を読み上げない。