チュートリアル・開発ガイドはこちら → https://verylowfreq.github.io/suzunodoc/
Suzuno32RV は RISC-Vチップ "CH32V" を搭載した、UNO形状のマイコンボードです。
CH32V はWCHによるRISC-Vマイコンです。32ビットRISC-Vコアと、STM32のペリフェラルが実装されていて、小さいながらもパワフルなチップです。
WCH 32-bit Enhanced Low-Power RISC-V MCU – CH32V203
Suzuno32RVはデバイスとしてのType-Cポート (USBD) と、ホストとしてのType-Aポート(USBFS/USBOTG_FS)が実装されているので、USBデバイス・ホスト機能の開発もできます。
Suzuno32RV is a MCU prototyping board with RISC-V MCU CH32V203C8T6 (LQFP 48pin) in the famous "UNO"-shape board. CH32V series is a microprocessor chip of RISC-V by WCH. The chip has RISC-V 32bit CPU core and STM32-like peripherals. The price is cheap but powerful. This board has Type-C port (as USB device; USBD) and Type-A port (as USB Host; USBFS). So you can develop USB device and/or USB Host program.
詳細な説明はこちら → https://verylowfreq.github.io/suzunodoc/
◆ 独自コアのインストール : https://raw.githubusercontent.com/verylowfreq/board_manager_ch32/main/package_ch32v_index_sz.json
◆ zadigでデバイスドライバの入れ替え
◆ 'CH32V20X' 'Suzuno32RV/SuzuduinoUNO' を選択、アップロード方法は WCH-ISP を選択
Arduino環境構築はこちらのドキュメントで → https://verylowfreq.github.io/suzunodoc/
サンプルコード集 → https://github.com/verylowfreq/examples_suzuno32rv
含まれているもの
- LEDの点滅
- LEDの複数点灯
- I2C接続のOLEDの表示
- SG-90サーボの制御
- NeoPixelの点灯
- USBキーボードとして振舞う
- MIDI入力デバイスとして振舞う
- WebUSBデバイスとして振舞う
以下はUSBホスト動作のサンプルコードです。いまのところWCH提供のサンプルコードをベースにしていますが、将来的にTinyUSBライブラリを使ったものに差し替える可能性があります。
-
USBホストとして、USBキーボードの入力を読み取る / Act as USB Host and read the key input from USB keyboard
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USBメモリからJPEGファイルを読み込み、SPI接続の液晶画面へ表示する / Load JPEG image files from USB stick and show on SPI LCD
- このサンプルコードはPlatformIOでの環境構築、ビルドが必要です。
- https://github.com/verylowfreq/pio_ch32v203_usbms_imageviewer
未実装のピンは自己責任でご利用ください。ピンを実装するとシールドと物理的に干渉する場合があります。
2x5の10ピンは、WCH LinkEデバッガを接続できるデバッグピンです。必須ではありませんが、必要に応じて利用してください。L字のピンヘッダを実装し、リボンケーブルで接続すると便利です。接続方向にご注意ください。
3ピンはPB13,PB14,PB15のGPIOが引き出されています。デバッグピンをリボンケーブルで利用した場合、この3ピンと物理的に干渉する可能性があります。
- CH32V203C8T6
- RISC-V CPU 144MHz, ROM 64KB, RAM 20KB
- Digital: 25pins
- Analog: 6 + more pins
- USB connector: Type-C, Type-A
- Program download method: WCH LinkE cable (WCH LinkUtility), USB download (WCHISPStudio)
- Power supply: Type-C (5V), Pin headers (5V or 3.3V)
- Crystal: 8MHz (NOTE: CH32V203C8T6 can also run without external crystal)
ビット・トレード・ワン取り扱いの Suzuno32RV (ADSZ32RV) の資料はこちらです。
- ADSZ32RV 回路図 / Schematic for ADSZ32RV
以下は限定的に配布された先行版基板の資料です。
- 簡易説明書 / Short guide
- 回路図 / Schematic
わたしは "Suzuduino UNO" というボードも製作・頒布しています。これは手ハンダ実装に適した基板で、CH32V203K8T6 (LQFP 32pin) を採用したものです。
I also made "Suzuduino UNO" as former board. This board uses CH32V203K8T6 (LQFP 32pin) and good for hand soldering.