v1.11
このバージョンでは主に力行・制動のアルゴリズムを調整しました。
- 設定ファイルの
[acceleration]
セクションで力行ノッチと速度域に応じた加速度を設定できるようにしました。この設定が書かれている場合、設定値を参考にして力行ノッチを選ぶようになります。 - 力行と惰行を切り替える条件および力行ノッチの選び方のアルゴリズムを更新しました。
- 以前のバージョンよりも多少長い距離惰行するようにしました。
- 以前のバージョンよりも勾配をより正確に反映するようにしました。(勾配設定地上子がある場合のみ)
- 制限速度区間に近付くときにブレーキをかけるタイミングがやや早すぎることがあるのを緩和しました。(v1.7 よりも前の挙動に近付けました)
- 低速度で停止目標に近付くときに、ブレーキ応答の遅い車両で過走しがちだったのを緩和しました。
- TASC 停止位置許容範囲内に入ったら停止目標より手前に止まりそうになってもブレーキを全緩解しないようにしました。
- 前方予告で ORP 閉塞区間を認識したときに、ORP 閉塞区間のかなり手前から減速してしまうことがあるのを修正しました。
- ORP 閉塞区間に入る手前で速度が 7 km/h 以下になった時、その時点で ORP 照査速度が 7.5 km/h に固定されてしまうのを修正しました。
bve-autopilot.dll が 32 ビット版 (BVE 5.x 用)、bve-autopilot64.dll が 64 ビット版 (BVE 6 用) です。
プラグインが起動しない場合は Visual C++ 再頒布可能ランタイムライブラリー (32 ビット版は vc_redist.x86.exe、64 ビット版は vc_redist.x64.exe) をインストールしてください。