tiscon6のアプリケーションについて、おおまかな処理の流れを説明します。
どこにどのようなプログラムファイル(ソースコード)があるのかについて、最も重要な範囲を説明します。
実際にプログラムを参照したり、変更していくためにイメージを掴んでおきましょう。
以下はWebアプリケーションの概念図です。
ソースコードを参照するにあたって、各プログラムの役割を知っておきましょう。
シンプルな例として、赤点線内で完結する処理の流れを追ってみましょう。
ボタンのクリックなど、Webブラウザを操作することでサーバへ要求が送られます。
この要求をリクエストと呼びます。
Frameworkはルールに従って、そのリクエストを処理するControllerを呼び出します。
Controller(Actionクラス)は、ModelやViewなどの必要な処理の呼び出しを制御します。
今回の例では画面表示を担うViewの呼び出しのみを行います。(必要があれば、Viewを呼ぶ前にModelを呼び出します。)
ViewはHTMLを作成します。
画面はユーザ操作によって内容が変わるのが普通なので、受け取った値を使ってHTMLを作成します。
HTMLができたらFrameworkが受け取り、ユーザへ結果を返します。
以上がWebアプリケーションのベースとなる処理の流れです。
どのようなプログラムファイルが登場したか、流れとあわせてイメージできればOKです。
※簡略化して説明しているため、厳密に理解している必要はありません。
当日の環境構築で動作確認の手順まで終えると、以下のようなプログラムが確認できます。
これまでの説明と照らし合わせて、それぞれの役割と呼び出される流れを確認してみましょう。