仮想環境構築ツールのvagrantを利用して開発版eisenをセットアップする方法をご紹介します。
##準備
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Oracle VM Virtualboxのダウンロード/セットアップ
vagrantを利用する前提としてOracle VM Virtualboxのインストールが必要です。
すでにインストールされている場合はそのまま利用できます。 -
vagrantのダウンロード/セットアップ
https://www.vagrantup.com/
上記リンクからvagrant WINDOWS Universal (32 and 64-bit)をダウンロード、インストールしてください。
また、以下に説明するvagrantコマンドの操作はWindowsのコマンドプロンプトで実行できます。
##ソースのクローン eisen frontのソースを任意のディレクトリに展開します。
- eisen frontend
git clone https://github.com/eisen-dev/eisen_front.git
- eisen engine
git clone https://github.com/eisen-dev/eisen_engine.git
eisen_frontディレクトリに移動し、以下の操作を実行してください。
- eisen_frontの実行に必要なUbuntu12.04 64bitのboxファイルを追加する
vagrant box add precise64 http://files.vagrantup.com/precise64.box
- 仮想マシンの起動
vagrant up
初回のみvagrantfileを元にeisen_frontを仮想マシン上に自動でセットアップします。 終了後仮想マシンが利用できます。
eisen_engineディレクトリに移動し、以下の操作を実行してください。
- eisen_frontの実行に必要なUbuntu12.04 64bitのboxファイルを追加する
vagrant box add precise64 http://files.vagrantup.com/precise64.box
- 仮想マシンの起動
vagrant up
eisen_frontendと同様に仮想マシンのセットアップが始まります。
終了後仮想マシンが利用できます。
- eisen_frontをvagrant upでポート3306が閉じていると言われ起動できない
MySQLのデフォルトポート3306と競合している可能性があります。
Mysqlを一時的に停止してから再試行してみてください。
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仮想マシンの起動状態やログはOracle VM VirtualboxのGUIで確認できます。
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vagrantのヘルプ
vagrant --help
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vagrantで作成した仮想マシンを操作する場合はTeratermやputtyなどのSSHクライアントソフトを利用できます。
デフォルトでは以下の設定で仮想マシンが起動します。
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eisen_front
SSH address: 127.0.0.1:2222
SSH username: vagrant
SSH password: vagrant
SSH auth method: private key -
eisen_engine
SSH address: 127.0.0.1:2200
SSH username: vagrant
SSH password: vagrant
SSH auth method: private key
http://localhost:8080/init-setup1.phpへ移動し、初期設定を行ってください。
- 接続設定
データベース設定
IPアドレス: localhost
ユーザー名:root
パスワード:password
データベース名:eisen
・ユーザー設定
お好きなユーザーを作成してください